映画「箱男」2024/09/06 16:53

高校時代は、安部公房や大江健三郎、開高健、星新一などの本をよく読みました。
特に、安部公房は、多感な年代の心を刺すような小説が多かった、と思います。

ただ、その後再読していないので、「箱男」もどんなストーリーだったが、あまり覚えていませんでしたが、、
映画化されたと聞き、昨日、一人で見に行きました。

あまり好評ではないらしく、今日から上映回数も夜の一回だけになったようですが・・
娯楽映画ではないので、笑いや感涙などはありません。

でも、大学紛争が終焉した半世紀前の時代を知る人であれば、何か違った感覚が蘇る映画かも知れない、と思いました。
それを狙ってか、昨日の観覧者も、私の同年代の10名ほどでした。

なお、約30年前に「箱男」の映画化企画が頓挫したそうですが、、
出来れば、その時に実現して欲しかった。