映画「箱男」2024/09/06 16:53

高校時代は、安部公房や大江健三郎、開高健、星新一などの本をよく読みました。
特に、安部公房は、多感な年代の心を刺すような小説が多かった、と思います。

ただ、その後再読していないので、「箱男」もどんなストーリーだったが、あまり覚えていませんでしたが、、
映画化されたと聞き、昨日、一人で見に行きました。

あまり好評ではないらしく、今日から上映回数も夜の一回だけになったようですが・・
娯楽映画ではないので、笑いや感涙などはありません。

でも、大学紛争が終焉した半世紀前の時代を知る人であれば、何か違った感覚が蘇る映画かも知れない、と思いました。
それを狙ってか、昨日の観覧者も、私の同年代の10名ほどでした。

なお、約30年前に「箱男」の映画化企画が頓挫したそうですが、、
出来れば、その時に実現して欲しかった。

村上春樹「街とその不確かな壁」を読む2024/09/07 14:39

図書館のリクエストで一年以上待って、やっと届きました。

村上春樹の、良く分からない、でも何となく引き込まれるアンニュイな世界観が好きですが、、
これも同じような小説でした。
ただ、本書は少し長く(ページ数が多く)、様々なメタファーが多過ぎる感じがします。

 壁に閉ざされた街
  その街に住む獣たち(一角獣)
 壁の中に住む君、勤め先の図書館には本はなく”夢”が保管されている。
 私は”夢読み”として「影」を捨てて街に入る。
 街から出られない17歳の私と、16歳の君
 ・・・
 ・・
 ・

 ・あちら側 と こちら側
 ・現実 と 非現実
 ・生者 と 死者
 ・未来 と 過去
様々に行き交う物語が、魅力的で難解

聖書『人は吐息のごときもの、その人生はただの過ぎゆく影に過ぎない』
なのだそうである。

自民党総裁選挙2024/09/12 16:07

総裁選に9名もの立候補
志の高い方が多いことは、好ましいとは思いますが、、

各候補者に20名の推薦人ですので、
既に、国会議員票367票のうち、(本人を入れて)189票が確定済み。
ですので、確実に決選投票です。

その後は、上位2名の多数派工作と、下位7名の売名工作
勝ち馬に乗れれば、大臣・要職間違いなしです。
それを見込んでの出馬の方は、断じていないと思いますが・・

私は自民党員ではないので、投票権はありませんが、、
望ましくは、Far Right ではない方、ですね。

推薦人名簿が公表されていますが、、
どうしてこんな方が、という名前もあります。
残念!

ニラの花2024/09/13 12:58

ニラの花
毎年この時期になると、家庭菜園の片隅に、韮(ニラ)の花が咲きます。

過去に育てたことがあり、その名残だと思います。
一株くらいの量ですが、可憐な小星のごとき花をつけます。

食用ではなく、専ら観賞用
猛暑続きの毎日ですが、秋の訪れを告げているようです。

わけぎ の植付け2024/09/17 16:30

分葱の植付け
残暑厳しくても、朝夕はやっと秋の気配でしょうか?

秋野菜の植付けを、暑さを恐れて我慢していましたが、、
(苗や種たちにとっても、植え付ける人間にとっても暑過ぎます)
今日、分葱(わけぎ)の球根を植付け、大根の種を蒔きました。

分葱は、亡くなった母が好きで、薬味にしたり、球根ごと掘って酢味噌にしていました。
その遺伝でしょうか? 私も大好きで、、
一時は実家から球根を貰ってきて植えたものです。

野菜は人間と違って、文句を言わないので、良いのですが・・
手間を掛けて育てても、人間と同じく、良く育つとは限らないから難しいですね。